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2012年11月2日金曜日

wineに桐Ver.9をインストール

wine 1.5.16に桐Ver.9(無印)をインストール。
X61のwineはwinetricksでVB6ランタイムを入れた状態、R52はVB6ランタイムのほかに
.net frameworkやVisualC++など、必要と思われるパッケーやdllをインストールした状態。

結果。
インストール途中、ファイルコピーエラーでストップするも、その都度ファイルコピーの再試行、それ以上進まなくなったら、再インストールを繰り返し、何とかインストールできました。
(同じような状況でX61とR52にインストール。ライセンス的に問題があると思われるので、R52は起動確認後削除)

さて、問題は正常に動作するかしないかなのですが・・・。

起動すると見慣れたウインドウが開きました。が、ファイルパレットを操作して、桐のファイルマネージャーに移りファイル操作をするとシステムエラーで落ちてしまいます。

ダメかな?とあきらめつつ、今度は直接データーファイル(.tbl)を桐で開いてみました。
・・・、正常に開くんですね。この段階でビューアーにはなる事が分かりました。

次の段階。データー編集とファイル更新もOKでした。ついでに表の印刷もOK。
もともとデーター整理と、簡易な請求書発行程度で、込み入った機能は使いこなせていなかったので、これで十分なのですが、せっかくですので時間が有るときに少しずつ他の動作検証をしてみたいと思います。

 新規のデーターファイルは、汎用テンプレート(項目のみ仮定義したtbl)を作っておけば問題ないのですが、結合表とかはダメかも知れません。(未確認)
桐のファイルマネージャーを回避できる操作はOKのような気がします。(どうしてもダメなら、Winマシンであらかじめ作るしか無い)

簡単に状況を把握後、「桐9-2012 更新プログラム」をインストールしてみましたが、これはエラーを吐くことなくインストール完了のダイアログが出ました。

↓起動後、桐のバージョン情報表示



↓ファイルパレットからファイルマネージャーに移ったところ。


↓ファイル操作をするとエラーを吐きます。


↓サンプルにある現金出納帳のファイルを直接開くと・・・。
 編集や更新後のファイル保存、表の印刷もOK。


↓「桐9-2012 更新プログラム」をインストール


今となっては、桐を使う人は少ないでしょう。
一部の自治体や、学校関係で使われているだけでは無いでしょうか?

手軽にデスクトップデーターベースを構築できるので、いまだに手放せません。
しいて難点を言えば、ユニコードに対応していない事でしょうか。
(AccessやBaseを使え!と、天の声が聞こえてきそうです。)

11月5日追記
うーん。いろいろ思案したあげく削除 。

11月28日追記
性懲りもなく再度インストール。

2014年2月18日追記
wine1.7.12では、自分が使う範囲での動作はOK。
ただし、unicode未対応なので、円「¥」やバックスラッシュ「∖」の問題と
ごく一部のファイル名やデータが化けるので、対処しなければなりません。

ちなみに、画面上では、[項目の表示条件]で[通貨記号]に半角の「¥」が設定して
ありますが データの表示は半角の「∖」になります。
全角の「¥」を設定すればそのまま全角の「¥」が表示されます。



印刷プレビューでは


半角の「∖」は半角の「¥」、全角の「¥」ばそのまま全角の「¥」が表示されます。
実際の印刷でも確認しました。

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ubuntu12.04 / xfce4.10 / wine 1.5.16 / 桐Ver.9

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